これまでに2度ご紹介してきた「レッドクリフ」の第2弾が公開されたので、さっそく観に行ってきました。前回の感想はこちら。
えー、感想を一言で述べると「爆発しすぎ」、ですかねえ。火薬大杉。
この点では、ハリウッド映画的ななにかになってます。
といいながら、前回は多用されてた鳥瞰から人物のアップまでを一気に見せる編集も、今回はほとんどなく、少し残念な感じでした。
バッドエンドじゃないけど、トゥルーエンドでもないというエンディングも、米国向けではないです。
人物の深堀にトライしたけど足りてなくて、かえって人格が破綻しているようにみえるところも実に残念。曹操が丞相でありながら、父であり、ひとりの男である点や、残忍でありつつ兵士に気を配る優しさも持つ、というのを一生懸命描こうとしているのは理解するけど伝わりにくかったです。あ、役者がダメだった訳ではなくて、役者さんはかなりいい演技をする方でした。
Part I で「赤壁とか言っといて、ここで途切れちゃうってどういうこと!?」と思われた方は、まあ見ざるを得ないですよねー。あと中村獅童くんは、台詞が少ない割にかなりいい役をもらってます。獅童くんファンは行くがよいよ。
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