地震発生から2週間、41回目の誕生日が来ました。
本当は震災発生後、1週間目に今までの情報をまとめようと思っていたのですが、心ここにあらずといった状況で、また本業を放置していろいろなことをやっていたので、まとめに時間がかかってしまいました。
まずは、Togetterで自分のTweetを中心にまとめたもの。
私は東京の杉並区のはずれ、中野区と渋谷区とが入り組むところに住んでいます。建物は頑丈で、震度5以上の地震で自動的に供給が停止されるはずのガスも止まらず、部屋の中で落下したのは机の上に積んであった本の一部のみ。インテリアの趣味と明かり取りのため、自分より高い位置に置かれたものがほとんどなかったため、食器が割れるといった被害も全くありませんでした。
それでも、揺れた瞬間の動揺はかなりのもの。Tweet第一声が「地震でかい。私は無事」のひと言だったのは、逆に「落ち着かなくては」と焦っていたことの証のようなものです。
Twitterの次にチェックしたのが、Facebookとmixiでした。mixiの方はあいにく、すぐにはマイミクさんの無事が確認できるような状況ではなく、その後、しばらくアクセスしませんでした。一方で、Facebookのフレンドで昔一緒に仕事をしていた子が、あるグループに参加したことを知って、私もアクセスしてみました。
正直なところ、このグループに属する外国人のほとんどは東京にいて、ただちに危険な状況ではないな、と感じました。ただ情報がなく、東京にもテレビで見たような津波が来るの?といった、おびえや不安、それと電車が停止して行動できないけれど、どうしていいのか分からない、といった声が挙がっていたので、テレビやTwitterで得たいくつかの情報を速報レベルでPostし始めました。と、いつの間にか、グループの管理者のひとりに指名されており。
報道関係者でもなんでもない上に、同時通訳なんてまるで無理なので、翌日〜翌週の前半はNHKを主音声/副音声の2カ国語にして見聞きしながら、もう1画面を音無しで別の民放のチャネルに合わせて表示し、さらにInterFMをラジオで聴きながら、新しいこと(主に記者会見)があれば、@tsudaさん、@hayanoさん、@nobiさんらの簡潔なTweetを元にアップしてました。
それでも、そのままでは身が持たないので、リンク集を作って、グループのDocsに保存しました。
- Helpful Links in case of earthquake in Japan (Reprinted from Facebook Docs)
このリンク集作成にあたっては、Evernoteが大活躍してくれました。気になったらクリップしてタグづけして、あとでまとめるだけ。むしろ、このノートブックをこのまま公開するのでもいいんじゃないか、とも思いましたが、Evernoteにアクセスできない人がいる可能性も考慮して、テキストに起こすことは起こしました。
そして翌週。「福島の原発なんか分かんないけど(だから)こわい」コールが、外国人の間では巻き起こりました。「東京ではただちに必要ではない」不安が広がり、パニックが起きかねないな、と思って、@smcjapanさんが公開していた日本語の「原発に関するQ&A」を英訳したものが欲しい、とお願いしたところ、ほどなく応じてくださって、大変助かりました。
Twitterの方で、一時言葉遣いが荒れてきているのは、もう精神的にもかなりキテいるときです。週の後半(16日午後あたり〜)は上のリンク集と、他の管理者に任せた!つか自分、本業の仕事できてねぇ(汗)、という本末転倒な事態に陥っていました(お客様方には本当に申し訳ございません)。
PostはTwitterのTime Lineと同じく、Flowとして。Docsはブログ同様、Stockとして。
グループの説明(Description)にも、そう使ってください、と書き足して、 あとは時折グループをのぞきに行くだけにするようにしました。
(続く…かな?)
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