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白州正子を読むと、いつもこの人の強さに圧倒され、いつも花を(ことに桜を)思い出す。すべてを受け入れているわけではなく、いろいろと文句の言いたいことに(特に新しく下品なものに)ケチをつける一方で、古くてある種、損なわれたものの味わいから美しさと完全さを見出す。損なわれるかもしれないものや欠けるかもしれないものに対する愛情で胸が締めつけられる。恋がしたくなる文章だ。
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