今年来るとか来ないとか、最近 Facebook 周りの言説が喧しいですね。
そんな中、今までずっとアカウントを持ったまま放置してきた私のFacebook体験を、根本から変えるアプリがありました。ソーシャルネットアプリの世界最大手Zyngaが提供する「Cityville」です。
Zynga社については、iPhoneゲームで何かいいものないかなー、と探していると必ず1つはヒットするので、iPhoneユーザーならロゴぐらいは見たことがあるかもしれません。
で、このCityvilleのよいところは、
- Give & Give and more Give! な精神がゲームのルールとして成立していること
- アクティブになればなるほど得をする上に、ソーシャルな友人にも得させること
- 活動に制限(EnergyやCoinやGoodsといったリソースを得る時間、友人からの手伝いなどが必要)があるため、1日中張り付いていなくてもよいこと
などが挙げられます。他にもさまざまな利点が、下記のエントリにとてもよくまとめられているので、ぜひ一読いただければと思います。
facebookで身動きが取れない人にどうしても言いたいこと:cityville編:[mi]みたいもん!
さて。
今まで私は、mixiではmixiアプリごとに「セルミク」やら「アルヴィオンミク」など、アプリだけでのつき合いから始まってマイミクにした人がたくさんいましたが、Facebookの実名主義と公開情報とのバランスが少し怖くて、アプリだけでの友達申請はすべて保留にしてありました(この後、削除やブロックしてなくて本当によかった、と思うことになります)。
ある時、Cityvilleの情報をまとめたファンページにコメントをつけたことをきっかけに、Cityvilleのための友達申請が来るようになりました。
Facebookでは基本的に「知らない人とは友達にならないでね」という決まりというか、スタンスのようなものがあり、また私も「知らない人に自分の情報晒すのヤダなぁ」みたいな雰囲気をFacebookに関しては持っていたので、今まで通り、それらの申請を保留にしてしばらく遊んでいたのですが。
昨日、「コメントを見て興味を持ちました。ぜひ友達になってください」という丁寧なメッセージを付けて友達申請をされた方がいて、「あ、これはmixiと変わらないぞ」と急にスイッチが切り替わったのです。
ちなみに私はmixiでも実名も晒していますし、こんな会社をやっています、と自己紹介していて、会社のサイトを見ると住所も連絡先も書いてあるし、もう既にダダ漏れ状態(笑)で、アルヴィオンのマイミクとはオフ会やりましょう、とか言ってるような状況で、要するに「リアルな友人」とは何か、ということをかなり広く解釈していました。
また、これはSNSではなくtwitterでの話ですが、Gargeryという地ビールのブランドの社長の「工場見学に行きませんか?」というつぶやきから始まった、工場見学仲間の友人がいて、Gargeryが好きなだけで顔も名前も知らない人たちとの繋がりもあります。
あれ?……これってFacebookでもアリなんじゃねーの?
と、いうわけで今日からアプリフレをFacebookでも受け入れることにしました。
ソーシャルなフレンドってナンダロウ?という考察は、これからもネットサービスを提供する、という仕事上も必要なことであって、欠かさず進めたいので、また何か書くかと思いますが、とりあえず、今日の決断についてのお話でした。
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